ゲートボール一級審判に合格した!ゲートボールのややこしいルールの話。

ゲートボールとは

先日、ゲートボールの一級審判の試験に合格することができました。

試験内容は、実技試験と筆記試験。

私は、実技試験は簡単だと感じたのですが、筆記試験は普通に覚えることが多かったです。

頭の中ではこういうことだろ!と分かっていても、文章にしろと言われると難しく感じてしまいます。

実技試験の方は、日頃から審判をしていれば、簡単だなという内容でした。

次は、国際審判を取る!とは言いませんが、機会があれば挑戦してみたいなと思います。

審判員の資格

ゲートボールをしている人で、審判員の資格を取りたい!と思っている人は少ないと思います。

なぜなら、審判をするよりもプレイする方が楽しいからですよね。

しかし、競技は審判がいないと成り立ちません。公平な目線、第三者目線で判断する場面が起こりうるからです。

ゲートボールの審判の資格は3級、2級、1級の3種類がありますが、だいたい2級まで取っておけば困ることはないのかなと思います。

逆に、1級なんて取ってしまうと、「ルールは全部知ってる」と扱われそうで怖いです。

審判員の資格について知りたいときはこちらから→https://gateball.or.jp/qualification/

ルールはほとんど把握しているつもりですが、ゲートボールのルールにはややこしい部分があり、実際にその場面になると「どうだったかな〜」と考えることがあります。

私がややこしいと感じたルールを次から書いていきますが、その前にもう一つ若者が審判員の資格を取りたくないと思う原因があります。

それは、時間とお金の問題です。

とは言っても、若者には優しい仕組みになっています。

たとえば、試験の受験料には学割があります。

登録料などは別料金としてかかりますが、これはなかなかありがたい制度です!

他には、テキストなどを買わなければいけませんが、それほど高くはありません。

審判のテキスト

若いうちに審判の資格を取っておいた方がお得だということです!

次に時間の問題ですが、審判員の資格を取るには、最低でも2日間必要です。

これは、住んでいる県によって違うと思いますが、私の県では学生の事情も考慮して、土日の二日間で試験を受けることができました。

なかなかハードでしたが笑

勉強してる風写真

講習を受けた後、しっかりと家でも復習していました。

1番の難点は、400字の論文です。これは、1級の試験のみですが、何を書いていいのかが難しかったです。

試験では、二つのお題の中から一つを選びました。

私は、「ゲートボールのマナーやエチケットについて」のお題を選びました。

私はゲートボールの1競技者として、常にマナーやエチケットについて考えてきた。この二つは、非常に抽象的なものであり、強制されているものではない。しかし、これができるかできないかで、チームのあり方は大きく変わる。周りから好かれるチームになるか、煙たがられるチームになるかである。マナーやエチケットは難しいことではない。挨拶をしたり、お礼を言ったり、誰かが打っている時は静かにしたりと、当たり前の行動である。
自分たちの心が昂っているときは、この当たり前の行動ができなくなる時がある。だから、常に謙虚な心を持っていたいと思う。
これは、審判員でも同じことである。審判員のマナーが悪い場合は、チームではなく、その県の印象を下げてしまう可能性がある。だから、1級審判の資格を取得したとしても、そこからが始まりであり、多くの経験を積んで自分の審判員としてのスキルの向上に努めていきたいと思う。

のようなことを書きました。

ややこしいルール① 有効な移動と無効な移動

ゲートボールにおけるルールの中で、この無効な移動に惑わされることがあるなと感じました。

次の図を見てください。

インボールである1番が、ゲートの右足に当たり、左足に接触していたボールが動いた。

これは、「有効な移動」です。

しかし、アウトボールである2番が、ゲートの右足に当たり、左足のボールを動かした場合、動いたボールは「無効な移動」として、移動前の位置に戻されます。

私自身、今までの審判の中で見落とした事があるのではないかと感じました。

このボールの移動で、ダブルができるとか、見えていなかったボールが見えるようになったとなると、対応すると思うのですが、

特に試合に影響しない移動だと、見落としてしまいそうです笑

今度からは気をつけて審判していきたいですね。

ややこしいルール② 触球違反

ゲートボールにおいて、触球違反というのをご存知でしょうか。

これは本来触れてはいけないボールに、触れてしまうことによる反則です。

ゲートボールでは、打者の権利が終了するのは、打撃終了後、継続打撃の権利、スパーク打撃の権利が発生せず、インナーフィールドの有効なボールの移動が全て静止した時と、反則プレーをした時点と決められています。

だから、反則した時はそこから打つ事ができないのですね!

この触球違反を簡単に分類します。

触球違反の内容
  1. 静止しているボールに触れた時、移動したボールを移動前の位置に戻し、打者の権利は終了です。
  2. 移動しているボールに触れた時、これが自球であれ他球であれ、触れて移動したボールを元の位置に戻し、自分のボールはアウトボールになります。

ちなみに、他球が移動している時に他球に触り、触球違反になった時は、その拾った他球は触れた位置に戻しましょう!(自球はもちろんアウトボールです!)

これらは、打者の権利が発生している、つまり自分が打つ順番の時にボールに触れると発生する違反です。

では、打者の権利を持っていない別の人間がボールに触れた時、基本的には無効プレーということになりますが、限度によっては審判院の判断で競技妨害となる事があります。

卑怯な真似をするのはやめましょうという事ですね!

ここで特別な例として、ユニフォーム、打順番号、打者の身につけたもの(帽子、手袋、眼鏡、主将の表示マークなど)が身体から離れ、ボールに触れたことにより移動した場合は、無効な移動になります。

しかし、ゲートボールに不必要なもの(タバコ、ライターなど)がボールに触れると触球違反になります。

最後に

ゲートボールのルールはややこしい時もありますので、1級に合格したといってもまだまだ勉強が必要だと感じます。

わからない事がありましたら、ぜひコメントしてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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